テクノからのお知らせ

2014.09.02

【テクノ言語とG言語のご紹介⑧】テクノ言語のサンプル紹介(汎用出力処理「ONR、OFR」とタイマー命令「TIM」)

【テクノ言語とG言語のご紹介⑧】テクノ言語のサンプル紹介(汎用出力処理「ONR、OFR」とタイマー命令「TIM」)

テクノの野崎です。

今回はテクノ言語における「汎用出力処理とタイマー命令」のサンプルをご紹介します。

※テクノ言語は1行1動作の形式でプログラムを作成します。

サンプル:「汎用出力処理とタイマー命令」

汎用出力処理は「ONR」、「OFR」、タイマー命令は「TIM」を使用します。

汎用出力処理は、以下のようなときに使用します。

 ・外部機器の動作ON/OFFを行いたい

 ・ランプなどをON/OFFしたい

タイマー命令は以下のようなときに使用します。

 ・プログラムステップの動作時間を指定したい

 ・運転プログラム中にウェイトを入れたい

両方とも移動命令と同一ステップで実行できます。

右上図は下記のサンプルプログラムの軌跡例になります。

==========================

① TIM1.0 ONR00;

② LIN X40000 Y20000 F40000 OFR00;

③ TIM1.0 ONR01;

④ LIN X40000 Y-20000 OFR01;

⑤ TIM1.0 ONR02;

⑥ LIN X-40000 Y-20000 OFR02;

⑦ TIM1.0 ONR03;

⑧ LIN X-40000 Y20000 OFR03;

⑨ END;

==========================

出力をONするときは"ONR"コードに続けてONする出力のビットを指定します。

出力をOFFするときは"OFR"コードに続けてOFFする出力のビットを指定します。

"TIM"コードに続けて時間を指定します。単位は秒です。

① Ro00出力をONして1秒間停止

② Ro00出力をOFFして、(0,0)から(40000,20000)へ移動

③ Ro01出力をONして1秒間停止

④ Ro01出力をOFFして、(40000,20000)から(80000,0)へ移動

⑤ Ro02出力をONして1秒間停止

⑥ Ro02出力をOFFして、(80000,0)から(40000,-20000)へ移動

⑦ Ro03出力をONして1秒間停止

⑧ Ro03出力をOFFして、(40000,-20000)から(0,0)へ移動

汎用出力やタイマー命令が簡単に記述できることを知っていただけたかと思います。

▼テクノ言語にご興味のある方:テクノ言語運転プログラムをぜひ、ご確認ください。

テクノ言語/G言語の対応リストもあります。


2014.08.30

【テクノ言語とG言語のご紹介⑦】テクノ言語のサンプル紹介(サブルーチンコール「CALL」)

【テクノ言語とG言語のご紹介⑦】テクノ言語のサンプル紹介(サブルーチンコール「CALL」)

テクノの野崎です。

今回はテクノ言語やG言語における「サブルーチンコール」のサンプルをご紹介します。

※テクノ言語やG言語は1行1動作の形式でプログラムを作成します。

サンプル:「サブルーチンコール」

サブルーチンコールは「CALL」を使用します。

・運転プログラム中の複数の箇所で同じ動作を行わせたい

・同じ動作を繰り返し行いたい

このような際にサブルーチンコールを使います。

右上図は「テクノ言語とG言語のご紹介⑤」でご紹介したインクレ直線補間命令を5回繰り返した際の軌跡を示しています。

その際のプログラムは下記になります。

==========================

① CALL SUB L5;

① 【P0100M98L5;】

② END;

③ :SUB

  LIN X40000 Y20000 F40000;

③ 【N0100G91G01X40000Y20000F40000;】

④ LIN X40000 Y-20000;

⑤ LIN X-40000 Y-20000;

⑥ LIN X-40000 Y20000;

⑦ LIN Y-40000;

⑧ END;

【】は代替するG言語命令

==========================

CALL(指令コード)の後にサブルーチン名を任意に指定(SUBとしました)します。

Lは呼び出し回数を指定しています。

※呼び出し回数は省略も出来ます。省略した場合は1回となります。

① ”③ ”~”⑧ ”の動作を5回呼び出す。(5回繰り返す)

③ X軸+40000、Y軸+20000の位置へ移動

④ X軸+40000、Y軸-20000の位置へ移動

⑤ X軸-40000、Y軸-20000の位置へ移動

⑥ X軸-40000、Y軸+20000の位置へ移動

⑦ Y軸-40000の位置へ移動

⑧ メインプログラムに戻る

▼テクノ言語にご興味のある方:テクノ言語運転プログラムをぜひ、ご確認ください。

テクノ言語/G言語の対応リストもあります。


2014.08.29

【テクノ言語とG言語のご紹介⑥】テクノ言語のサンプル紹介(インクレ円弧補間「CIR」)

【テクノ言語とG言語のご紹介⑥】テクノ言語のサンプル紹介(インクレ円弧補間「CIR」)

テクノの野崎です。

ご無沙汰して申し訳ありません。

久しぶりの技術コラムの更新です。

今回はテクノ言語やG言語における「インクレ円弧補間命令」のサンプルをご紹介します。

※テクノ言語やG言語は1行1動作の形式でプログラムを作成します。

サンプル:「インクレ円弧補間命令」

右回りの指令は「CIRR(Circle Rightの略)」、左回りの指令は「CIRL(Circle Leftの略)」コマンドを使用します。

右上図の動きをさせたい場合のプログラムは下記になります。

=======================================

① CIRL X0 Y0 I50000 J0 F50000;

① 【G91G03X0Y0I50000J0F50000;】

② CIRR X50000 Y-50000 I0 J-50000;

③ CIRR X50000 Y50000 I50000 J0;

④ CIRR X-50000 Y50000 I0 J50000;

⑤ CIRR X-50000 Y-50000 I-50000 J0;

  END;

【】は代替するG言語命令

=======================================

IとJは中心点を指定しています。※円弧命令開始点(現在位置)からのインクレ値で指定

① (0,0)から、(50000,0)を中心とし、左回りの一周円移動

② (0,0)から、(0,-50000)を中心とし、(50000,-50000)へ移動

③ (50000,-50000)から、(100000,-50000)を中心とし、(100000,0)へ移動

④ (100000,0)から、(100000,50000)を中心とし、(50000,50000)へ移動

⑤ (50000,50000)から、(0,50000)を中心とし、(0,0)へ移動

▼テクノ言語にご興味のある方:テクノ言語運転プログラムをぜひ、ご確認ください。

テクノ言語/G言語の対応リストもあります。


2014.08.20

【テクノ事例】「業界から探す」に半導体製造メーカー様の事例を掲載しました

テクノの山中裕貴です。

このたび、テクノの事例「業界から探す」に半導体製造メーカー様の事例を掲載しました。

事例ページはこちら

お客様からは「コスト1/2・パフォーマンス2倍を達成した」と仰って頂き、大変嬉しく感じております。

ご興味のあるお客様はぜひ、ご覧下さい。


2014.07.29

テクノお盆休みのご案内

テクノお盆休暇のご案内

2014年7月29日

株式会社テクノ

拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

誠に勝手ながら、下記の期間、お盆休みのため、お問合せ対応及び発送業務をお休みさせていただきます。

何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

■休業期間■

2014年8月9日(土) ~2014年8月17日(日)

■お問合せ・発送業務対応について■

お休み期間中にいただいたお問合せ・発送業務依頼は、

2014年8月18日(月)より順次ご対応させていただきます。

回答までにお時間をいただく場合がございますが、予めご了承下さい。

お客様にご満足いただける製品とサービスの提供を目指し、社員一同より一層努力して参ります。

今後共、変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

敬具


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