テクノからのお知らせ

2014.11.19

【セミナー】PCベースモーションセミナーのご案内

テクノの山中裕貴です。

PCベースモーションセミナーのご案内をさせていただきます。

参加ご希望の方はテクノまでご連絡ください。

TEL : 04-2964-3677

Mail : mail@open-mc.com

株式会社アルゴシステム主催により「各種ソフトをバンドルしたオールインワンPC」のセミナーが実施されます。

テクノもセッションをいただき、「PCベースモーション」についてご説明いたします。

EtherCAT/MECHATROLINKのマルチベンダーシステムの事例紹介が主な内容となります。

オールインワンPCによりリーズナブルな価格で、EtherCAT/MECHATROLINKのマスターからスレーブまでを取りまとめできます。

◆開催日時・場所

 11/26(水) 10:30~17:00 大阪  グランフロント大阪

 12/5 (金) 10:30~17:00 東京   コンベンションルームAP 秋葉原

 12/9 (火) 10:30~17:00 名古屋 ウインクあいち

◆テクノからのお話

PCベースファインモーションのメリットなどを事例を中心にご紹介します。

①ロボット制御 :多機構に対応した事例

②精密加工装置:20年以上お付き合いさせていただいているお客様の事例

③生産ライン  :1PCで多軸・多ステーションを一括制御した事例

近年、大手E/Uや設備メーカー様では、ロボット機構や加工機の内製と組込み・自動化が進んでおります。

◆セミナー内容

10:40~ 株式会社アルゴシステム製Bay Trail(E3800 シリーズ)搭載などの新製品紹介

11:20~ Intel Japan 様による基調講演

13:00~ オールインワンコントローラと高機能表示器

14:00~ 2つの部屋(A 室ならびにB 室)にて異なる内容になります。

 【A室】

  14:00~ AI-PLC 及び AI-Motion

  15:10~ EtherCATについて

  16:20~ パナソニックの製品紹介

 【B室】

  14:00~ AI-JWS

  15:10~ テクノの「PCベースファインモーション」

  16:20~ AI-ImgPro(画像処理)

◆展示物

また、会場内に下記を展示しております。

 アルゴシステム各種製品

 MINAS(EtherCAT版ACサーボ)

 テクノの3連高速同期デモ・デモキット


2014.10.17

【テクノ事例】「半導体製造メーカー様の事例 コスト1/2・パフォーマンス2倍」についての詳細資料を掲載

テクノの山中裕貴です。

2014年8月20日にご紹介させて頂きました、「 【テクノ事例】「業界から探す」に半導体製造メーカー様の事例を掲載しました」について、多くのお客様からご質問など反響を頂き、大変嬉しく感じております。

そこで、事例ページよりも若干ではありますが詳しく情報を掲載した資料をこの度、作成しましたためご報告させて頂きます。

本事例の資料はこちら

本事例におけるご質問や、現状お客様にて抱えているモーション制御に関する問題点などありましたら、ぜひお問い合わせください。


2014.09.17

【テクノ技術コラムのご紹介】テクノ言語・G言語のご紹介シリーズ

テクノの山中裕貴です。

ご好評頂いている「野崎の技術コラム」において、「テクノ言語とG言語のご紹介」シリーズを掲載しております。

野崎の技術コラムはこちら

テクノ言語・G言語の基礎的なご説明からマシンを例にしたサンプルプログラムのご紹介を計13回のシリーズで掲載しております。

運転プログラムは自動機制御の根幹です。

記述のし易さや作成者以外の理解のし易さなどが求められています。

本シリーズで、テクノ言語・G言語の特徴(記述のし易さや理解のし易さ)を記載しております。

また、マシンを例にしたサンプルプログラムをご紹介しております。

テクノのモーションコントローラを使ったことがないお客様も簡単にご理解頂けると思います。

ご興味のある方はぜひ、参考にして頂ければ幸いです。


2014.09.12

【テクノ言語とG言語のご紹介⑬】テクノ言語のサンプル紹介(ドリリングマシン)

【テクノ言語とG言語のご紹介⑬】テクノ言語のサンプル紹介(ドリリングマシン)

テクノの野崎です。

今回のテクノ言語・G言語のサンプルプログラムは「ドリリングマシン」を例にとってご紹介します。

また、前回お伝えしたマクロ変数を用いたプログラムでご紹介します。

※テクノ言語・G言語は1行1動作の形式でプログラムを作成します。

右絵はドリリングマシンを連続補間で制御する際のイメージを示しています。

■テクノ言語のサンプル例

PTP Z#1000; /* 穴あけ開始位置へ */

LIN Z#1001 F#1002;/* F1速度でL1深さ穴あけ */

LIN Z#1003 F#1004;/* F2速度でL2深さ穴あけ */

LIN Z#1005 F#1006;/* F3速度でL3深さ穴あけ */

■G言語のサンプル例

G00 Z#1000; /* 穴あけ開始位置へ */

G01 Z#1001 F#1002; /* F1速度でL1深さ穴あけ */

G01 Z#1003 F#1004; /* F2速度でL2深さ穴あけ */

G01 Z#1005 F#1006; /* F3速度でL3深さ穴あけ */

▼テクノ言語にご興味のある方:テクノ言語運転プログラムをぜひ、ご確認ください。

テクノ言語/G言語の対応リストもあります。


2014.09.11

【テクノ言語とG言語のご紹介⑫】テクノ言語のサンプル紹介(マクロ変数)

テクノの野崎です。

今回はテクノ言語における「マクロ変数」をご紹介します。

※テクノ言語・G言語は1行1動作の形式でプログラムを作成します。

運転プログラムの中で、変数や演算(四則演算、判別)を使って、移動指令の移動量や、繰り返し実行時の繰り返し回数、実行するサブルーチンなどを状況に応じて変更したいときに使用します。

マクロ変数は#XXXX(XXXXはレジスタ番号)で記載します。

詳細は各種ユーザーズマニュアルの「運転プログラム」をご確認ください。

マニュアルはこちら

※マニュアル閲覧には会員登録が必要です。

マクロは①代入②演算③条件判断(IF文)④変数指定が可能です。

G言語でもマクロ変数は使用できます。

①代入

マクロ変数に対し、マクロ変数や即値の代入ができます。

======================================

#1000 = 15;      /* ワード形式のマクロ変数へ値(15=0xF)代入 */

#1001 = #1600;   /* ワード形式のマクロ変数へ入力ポート0(#1600)の状態を代入 */

#5502 = 6400000;  /* ロングワード形式のマクロ変数へ値代入 */

======================================

②演算

マクロ変数に対し、演算を行う事ができます。

四則演算や論理演算を使用し、カウンタや設定値の計算だけでなく、入力やステータスの特定ビットの状態確認なども可能です。

======================================

#1000 = 100;       /* 初期値の代入 */

:LOOP

#1532 = #1000;      /* オーバライドの変更 */

#1000 = #1000 + 1;   /* ワード形式のマクロ変数をインクリメント */

#1000 = #1000 & 127; /* 0~127の範囲で変化するように変更。*/

TIM1.0;

JMP LOOP;        /* LOOPラベルへジャンプ。 */

END;

======================================

③条件判断

IF命令を使った条件判断を行うことができます。

マクロ変数を経由することで、演算結果だけでなく、ステータスや入出力状態などの内部情報での分岐も行えます。

======================================

#1000 = 1;           /* オーバライド増分値 */

:LOOP

IF #1532 == 200;       /* オーバライドが200%の場合 */

#1000 = -1;          /* 増分値の符号反転 */

ENDIF;

IF #1532 == 0;         /* オーバライドが0%の場合 */

#1000 = 1;           /* 増分値の符号反転 */

ENDIF;

#1532 = #1532 + #1000;  /* マクロ変数経由でオーバライドを変更 */

TIM1.0;

JMP LOOP;          /* LOOPラベルへジャンプ。 */

END;

======================================

④変数指定

移動命令などのパラメータ(目標位置や速度など)をマクロ変数で指定することができます。

マクロ変数で指定することで、運転プログラム内の演算結果から動きを変化させることや、PCやラダーからマクロ変数を指定することで動きを変更できます。

外部から#5500に1辺の長さを設定。

#5500から移動量を計算し、正方形を描画し続けます。

======================================

/*#5500に1辺の長さを設定*/

#5504 = 30000;   /* F値は30kpps */

:LOOP

#5502 = #5500;   /* 移動量を指定 */

LIN X#5502 Y0 F#5504;

LIN X0 Y#5502 F#5504;

LIN X-#5502 Y0 F#5504;

LIN X0 Y-#5502 F#5504;

JMP LOOP;

END;

======================================

▼テクノ言語にご興味のある方:テクノ言語運転プログラムをぜひ、ご確認ください。

テクノ言語/G言語の対応リストもあります。


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